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【公式サイトをリニューアルしました】https://fashiontechnews.zozo.com/

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記事一覧

裁断くずを再利用して新たな衣服を生産、SDGsに貢献する取り組み

デザイナーの創造性を刺激する、AIを活用した新たなモノづくりの形

新卒社員が企画立案した“吸水型ショーツ”でフェムテック領域に参入

元リーバイスの日本人デザイナーが手がける環境に配慮したデニムブランド

“K-POP”の土壌を活かした韓国発メタファッションショールーム「OFOTD」

ケイン樹里安「メディア・日常に埋没する人種秩序とファッションを考える」

裁断くずを再利用して新たな衣服を生産、SDGsに貢献する取り組み

近年、SDGsが課題となっているなか、株式会社ネキストが循環型社会を実現するために新たな取り組みを開始した。それが「UpcycleLino(アップサイクルリノ)」である。このサービスは衣服を生産する際に生じる裁断くずを再利用することで、処分される糸や生地に新たな価値を与えるものだ。 今回、同社のディレクター北之坊 敏之さんに「UpcycleLino」の取り組みや、来たるべきサステナブル社会の実現のためのビジョンをお伺いした。 ※全文はこちらから ① アパレル産業と環境問

デザイナーの創造性を刺激する、AIを活用した新たなモノづくりの形

近年、顧客情報の分析やパターン予想などにおけるAIの活用がますます進んでいる。そんななか、AIの得意とする特徴の抽出という能力や、フルカラー3Dプリンターの造形技術を活用し、モノ作りへの応用を模索するAIデザインプロジェクトが「mitate」である。 「mitate」を開発したのは、株式会社quantumだ。同社は、2016年に博報堂グループのスタートアップ・スタジオとして創業して以来、クリエイティビティを軸にした事業開発により、自社事業やパートナー企業との連携、ジョイント

新卒社員が企画立案した“吸水型ショーツ”でフェムテック領域に参入

株式会社I-neは新たにフェムテックブランド「ALDY(アルディ)」をローンチし、 “フルガード吸水型ショーツ”を発売した。同社は、ボタニカルライフスタイルブランド「BOTANIST(ボタニスト)」などの美容品を取り扱っていることで有名だが、ALDYを機にフェムテック領域にも参入を果たした。 今回は ALDYブランドマネージャー吉田 祥子さんに、ALDYの特徴やフェムテック領域への参入、今後の展望などを伺った。 ※全文はこちらから ① フェムテックに参入した理由 ーー今

元リーバイスの日本人デザイナーが手がける環境に配慮したデニムブランド

ジーンズの生みの親であるLEVI'S(以下、リーバイス)の日本・中国・アメリカ支社で勤務、その後日本人として初めてサンフランシスコ本社にてデザイナーとして従事した前村拓実さんが22年1月に株式会社ラフォエムを設立し、デニムブランド・AUTHENをローンチした。 AUTHENは「より良い未来をデザインの力で」をコンセプトに、服を通して社会と未来に貢献するブランドだ。環境に配慮した素材と製法で作る定番商品や古着を活用したアップサイクル商品とサービスで、あらゆる人に寄り添う服作り

“K-POP”の土壌を活かした韓国発メタファッションショールーム「OFOTD」

※全文はこちらからご覧ください 韓国ソウルを拠点とする、デジタルファッションスタートアップのOscar Futureraが主催するマーケットプレイス兼メタファッション・ショールーム「OFOTD(オブオーティディ)」。 このプラットフォームを通じて、実際の衣服及び、K-POPなどに代表される著名アーティストが着用した衣服のデジタル版の販売を行っている。 同社はこのプラットフォームを通じて、アーティストとクリエイターを巻き込んだ、新たなエコシステムを創出する狙いだ。 今回

ケイン樹里安「メディア・日常に埋没する人種秩序とファッションを考える」

ファッションにおいても人種差別は大きな問題であり、BLM(Black Lives Matter)との関連や文化の盗用をめぐって、特に2020年代に入ってから次々と問題化されている。 もちろん、人種差別はいけない。だが、私たちはなにに目を向けて、なにを行うべきなのだろうか?日常や産業構造に巧妙に隠れている差別の問題にたいして、私たちはどのように立ち向かうべきなのだろうか?今回は、“ハーフ”の人びとの日常的な実践に着目し研究を行っている社会学者のケイン樹里安さんにお話を伺った。