Fashion Tech News

【公式サイトをリニューアルしました】https://fashiontechnews.zozo.com/

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記事一覧

頭の中の考えを読み取るウェアラブル「AlterEgo」、MITが開発中

AI(人工知能)とデザイナーがコレクションを発表。エマリーエ×理研 AIP&東大 IIS&IRCN、AI導入の意図とは?

ユーザーの動きを詳細にトラッキングできるスマートウェア、Xenoma×WearHEALH×DFKI

【コラム】ウェアラブルは定着する?ーファッションテックがマルチツールとなる難しさ

アパレル版Tinder?Stitch Fixのデータを集める仕掛け

【コラム】デザイナーはテクノロジーとどう向き合うのか?ファッションテックから紡ぐ新たなデザイン史

頭の中の考えを読み取るウェアラブル「AlterEgo」、MITが開発中

まだプロトタイプでありながらも、頭で考えていることを読み取ってくれるAlterEgo。利用していくユーザーにとってどんなメリットや可能性があるのでしょうか。 Image Credit : Youtube by MIT Media Lab 1つ目は音声プロダクトのユースケースを広げる可能性です。 音声でデバイスを操作する、VUI(音声ユーザーインターフェイス)の代表的プロダクトといえばAmazon AlexaやGoogle Homeでしょう。手の取りやすい価格帯ということ

AI(人工知能)とデザイナーがコレクションを発表。エマリーエ×理研 AIP&東大 IIS&IRCN、AI導入の意図とは?

AIとデザイナーがドレスを作る。 そんな取り組みが2019年3月20日のamazon fashion weekで発表されました。 発表されたコレクションは、エマリーエ(EMarie)のデザイナーであるエマ理永と理化学研究所革新知能統合研究センター(AIP)、東京大学生産技術研究所(IIS)、東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN)の共同制作。 以前もご紹介したとおり、AIが服のデザインをするというものはいくつかありました。ですが実際に衣服に落とし込みコレク

ユーザーの動きを詳細にトラッキングできるスマートウェア、Xenoma×WearHEALH×DFKI

普段着のように着て、人間のなめらかな動きをトラッキングできる服。 東京大学発のベンチャーXenomaの研究グループであるwearHEALTHとドイツの人工知能研究センターによって共同開発されたスマートウェア、なぜこんなにもなめらかな動きをトラッキングできるのでしょう? Image Credit : Youtube by German Research Center for Artificial Intelligence Unlike many others, wearH

【コラム】ウェアラブルは定着する?ーファッションテックがマルチツールとなる難しさ

アニメや映画のなかにでてくる秘密兵器でしかなかったウェアラブルコンピューターも、もう一般消費者の私たちでも手にすることができるようになった。なかでもスマートウォッチはApple Watchによって大きな注目を集めた。 Apple Watchは初代の発売からもうすぐ4年が経過するが時計全体の売り上げにおいて世界1位となり、もはや時計業界の脅威となる存在だ[1]。そして安価な後発商品も増え、ますます一般に普及していくのかもしれない。 その一方で、日本ではすでに所有率が80%に達

アパレル版Tinder?Stitch Fixのデータを集める仕掛け

ニュースサマリ 2019年2月アメリカでスタイリングサービスを提供しているStitch Fixは2018年12億ドル(日本円で約1兆3千億円)の売り上げを達成し、アメリカのビジネス雑誌『Fast Company』の「World's Most Innovative Companies for 2019」に選ばれた。Stitch FixはAIとスタイリストを使ってユーザーの好みやサイズに合わせたコーディネートを提案してくれるサービス。コーディネートは3,800人以上のスタイリスト

【コラム】デザイナーはテクノロジーとどう向き合うのか?ファッションテックから紡ぐ新たなデザイン史

2019年2月19日、ファッション界の皇帝と言われたデザイナー、Karl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)の他界が報じられた。 複数のブランドを手がけ、精力的にコレクションを発表し続けていた彼だが、特にCHANELという伝統的なメゾンを率いるなかでも最新のテクノロジーに対する敏感な視点を提示し、彼流のエレガントを更新し続けていた。 ファッションテックと呼ばれる領域では、機能性を追求するマス向けのプロダクトや店舗やECでの小売サービスのアップデートが中心的な話題だ