3Dアバターのコーディネートを楽しめるスマホアプリ「ポケピア」
スマートフォン向けのアプリで、これまで数々の愛されるキャラクターを創出してきたココネ株式会社。着せ替えを中心としたコーディネートの楽しさを体験できるサービスを提供してきたココネ株式会社が、今回新たに3Dアバターのサービスに着手した。それが2022年3月から始まった『ポケピア〜ポケコロユートピア』だ。
これまで培ってきた「カワイイ」を武器に、どのような体験が創出されるのか。昨今のメタバースやNFTとの関わりにも注目しつつ、『ポケピア』事業部長の李世珍さんとデザイナー/広報担当の渡邉さんにお話を伺った。
① アバターの質感・可愛さ、コミュニティなどを重視
これまで『ポケコロ〜ポケット暮らしのコロニアン』や『リヴリーアイランド』などのキャラクターアプリを提供してきた経験があるからこそ、「カワイイ」を表現しながら高クオリティを維持しつつ、3Dの強みを活かすことができる。
このアプリでは、3D空間を自分色に染め上げ、ボイスチャットやテクストチャット機能を使いながら、アバター同士のコミュニケーションをする。
② 3DアバターとNFT
今日、メタバースやデジタル技術と切っても切り離せないのが、NFTであろう。
「NFTによる価値形成とはとても親和性が高く、『ポケピア』だけでなく既存のココネのサービスにおいても、アバターやアイテムをNFT化していくことが自然な流れだと思う」と李さんは語る。
とはいえ重要な点は、同社が主導権を握っていくものではなく、これまで作成されたアイテムやアバターの価値を見出してきたのは、あくまで「お客様」同士のコミュニケーションが基本にあったという。このスタンスはメタバースになっても変わりはない。
③ さらなる「カワイイ」の発信にむけて
『ポケコロ』では、2021年の東京ガールズコレクションでKEITA MARUYAMAやANNA SUIとコラボしたことが記憶に新しいが、ファッションブランドとのコラボは、利用者にとっても楽しさが増えるだけでなく、ブランドにとっても新たな体験を得ることができる機会でもある。
「とくに、メタバースという仮想世界でのサービスだからこそ、ファッションブランドとのコラボはリアルな世界と繋がる経験や価値を提供する、サービスの重要な部分です」と渡邉さんは語った。
今後、いままでにない形でのコラボを通じて、多様で緻密なデジタルアイテムの制作を行い、ココネならではの「カワイイ」を追求していくという。
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