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米アマゾン、スタイリストが服を選ぶ「パーソナルショッパー」を開始

米Amazonはユーザーの好みにあわせてファッションアイテムを提案するpersonal shopper by prime wardrobe(パーソナルショッパー バイ プライムワードローブ)を2019年7月31日に発表した。

personal shopper by prime wardrobeでは、ユーザーが好みのスタイル、フィット感、ブランド、予算などを選ぶと、機械学習とスタイリストの提案を元にファッションアイテムがレコメンド。ユーザーはレコメンドされたアイテムを試着し、購入することができる。利用料は月1回のスタイリングで4.99ドル(日本円で約540円)。現在は女性の米プライム会員しか使用できないが、いずれは男性向けサービスもローンチされる予定。

Image Credit : Youtube by amazon fashion

機械学習とスタイリストをあわせて提案

personal shopper by prime wardrobeの使い方は簡単だ。

ユーザーはまず好きなスタイル、フィット感、予算をはじめとして絶対に使いたいアイテムなど細かい好みを選ぶことでStyle Profile(スタイル プロフィール)を作成。

それをもとに、機械学習の結果と様々なバックグラウンドのスタイリストの提案が組み合わされてファッションアイテムがセレクトされる。ファッションアイテムはCalvin Klein(カルバン・クライン) 、Levi’s(リーバイス)Champion(チャンピオン)adidas(アディダス)の他、AmazonのプライベートブランドAMAZON ESSENTIALS(アマゾン・エッセンシャルズ)など数千のブランドの50万点以上の商品。

Image Credit : Amazon

ユーザーは選択されたアイテムをプレビューで確認することができ、その中から2〜8個のアイテムを選ぶことでアイテムが発送される。どのアイテムも気に入らなかった場合は、スタイリストにフィードバックを送ることも可能だ。

そしてアイテムが届いたら、ユーザーは7日間試着することが可能。気に入った商品があればそのまま返却ぜず購入することもできる。

より手軽に、よりパーソナルな体験へ

Amazonは既に7日間ファッションアイテムを試着、無料で返却可能なサービスPrime Wardrobe(プライム ワードローブ)を提供している。しかし調査会社Gartnerが2018年に1500人のPrime会員対象にした調査ではPrime Wardrobeを使用したユーザーは3%しかいなかったという。

Amazonは以前からファッションアイテムをはじめとして圧倒的な商品数をもち、ファッション分野に関しても長年力をいれてきた。しかしPrime Wardrobeがうまくいかなかったのは、商品数が圧倒的であるが故に逆に混沌としたUIとなっていたのかもしれない。Amazonはハイセンスなファッションアイテムを買う場所ではなく、生活必需品を安く買う場所としか認識されていたのだろう。

今回はそのPrime Wardrobeにスタイリング提案が組み合わさった形となっている。AmazonのWebサイトによると、Amazonは今回のサービスを手軽に行えるパーソナルなショッピング体験にすることを目指しているという。同様のサービスを提供するStitch Fix(スティッチフィックス)も既にアメリカで300万人以上の加入者をもっている。そう考えると、今回のpersonal shopperが追加されたことでAmazonがファッション分野でも大きくシェアを伸ばす可能性がある。

ユーザーの好みを知るために様々なファッションのデータを集められることも今後大きな助けとなってくれるだろう。


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