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【潜入レポ】VTuberがランウェイを歩く!バーチャル時代のファッションイベント「FAVRIC」

VTuberが衣装を纏いランウェイを歩くファッション×バーチャルライブイベントFAVRIC(ファブリック)が2019年9月29日に幕張メッセで開催されました。
イベント名のFAVRICとはFASHION×VIRTUAL×MUSICから取っていて、その名の通りイベントはファッションとバーチャル、音楽を楽しめる内容になっていました。「声も姿も性別も。すべてが自由な世界で、僕らは何を纏うのか。」という問のもと行われたこのイベントの内容をお届けします!

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VTuberのファッションショー

今回VTuberが着たオリジナル衣装は、TENDER PERSONや、イベントに向けて誕生したバーチャルブランドEquipment Design、VR空間でのファッションデザインを探求するモグモ/KEMONO FABRIC TOKYO、CG業界デザイナーakirasaito、海外でも活躍しているファンタジスタ歌麿呂が参加。

VTuberたちは、ランウェイに設置された複数枚のパネルの中を歩いて登場。大熱狂のライブパフォーマンスも披露しました。

注目の衣装とランウェイの様子を登場順でご紹介します!

樋口楓
ブラックのワンピースのテーマは「声援」を着る服。ライブ中には声援によって服の柄が変わるという仕掛けがあり、ファンと一体感を表現した衣装でした!

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Image Credit : FAVRIC 2019

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KMNZ (@kmnzlita)(@kmnzliz)

二人のシンクロする踊りにピッタリなデザインの衣装のテーマは、天候を纏う和装。傘を開くと幾何学図形の雨が振ってくるバーチャルならではの演出でした。

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ピンキーポップヘップバーン

衣装の重力性に注目したデザイン。反重力のヒールや浮遊アイテムなど、重力に捉われない独創的なデザインが印象的。

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MonsterZ MATE

現実とバーチャルの掛け合わせをイメージした半歩先のデザインイメージ。今までありそうでなかった、リアルクローズを追求するバーチャルファッションでした。

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ミライアカリ

現実ではありえないような張りのあるスカートライン。現実とバーチャルが対立的でありながらも、鏡合わせでことを考えさせてくれるかのように、会場では実際のこの衣装も見ることができました!

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Image Credit : FAVRIC 2019

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YuNi

曲の盛り上がりに合わせて裾が発火していくドレス。服が変形しているのか着てる人自身が変形していってるのか曖昧な演出が面白いポイントです!

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Image Credit : FAVRIC 2019


アイドル部

個性を活かし個性を隠すアイドル衣装の名の通り、丈感やカラーで個性を出しながらも一体感あるゆるシルエットの衣装。

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Image Credit : FAVRIC 2019

電脳少女シロ

体験した全ての経験で自分が変わるように、ドレスも変わるという不思議な衣装。ミライアカリの衣装と同様、会場には実際の衣装があり、可愛さはありながらも現実では出会ったことのないバーチャルを思わせる衣装でした。
※写真はミライアカリ部分で掲載済み

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花譜

劣化はしないバーチャル衣装の中でも、経年での変化を楽しめるという成長する衣装。イベントの中で一番バーチャル感が強い近未来的衣装でした!

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新しいファッションの形

今回のイベントでのオリジナル衣装はリアルでは中々表現しづらい、重力や変化などに目を向けたデザインがとても興味深いポイントでした。
また衣装単体だけでなく、音楽やファンに合わせて変化する仕掛けもバーチャルならではの発想。
現実だけでもバーチャルだけでも、どちらかが欠けてしまえば表現できない新しいファッションの形に今後も期待したいと思います。


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ZOZO研究所では、ファッションに関する研究を行っております。
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