ディオール、インスタグラムのARフィルターを使ってストーリー上でバーチャルフィッティングを提供

2019年2月26日Dior(ディオール)Instagram(インスタグラム)The Mill(ザ・ミル)が共同開発したARフィルターを使用したサービスを発表。Instagramのストーリー上で、2019年春夏コレクションの新作をバーチャル試着できる。

The Millは広告向け特殊エフェクトを提供する会社。Diorのフィルターは発表してから1週間で260万以上のインプレッション、220万以上の閲覧数を達成し、約45万人のユーザーが実際に使ったとWWDが報道している

Dior最新コレクションのARフィルター

DiorのARフィルターでは、2019春夏コレクションに登場するタイダイのフローラルモチーフが再現されている。Diorのクリエイティブ・ディレクター、Maria Grazia Chiuri(マリア・グラツィア・キウリ)がダンスに着想を得てつくったものだ。

DiorのARフィルターを使うためにはDiorのInstagramアカウントをフォローする必要がある。フォローしてフィルターをタップするたけで今シーズンの新作、スクエアフォルムでオーバーサイズのサングラス‘DiorSoLight’のヌード/ブラック2色とヘッドバンドを簡単にバーチャル試着できる。

実際に使ってみるとどんな角度でも顔をしっかりと認識し、特徴的なサングラスの大きさや雰囲気を体感することができた。

ファッションブランドのARフィルターの活用

ARフィルターを活用するファッションブランドは増えている。
去年の12月にAdidas(アディダス)Snapchat(スナップチャット)と共同で、Snapchat上でスニーカーを仮想試着できるキャンペーンを開始。今年2月にもメガネのDTCブランド、Warby Parker(ワービーパーカー)がARでメガネの仮想試着ができるアプリを発表している。

Image Credit : Warby Parker

またFacebookのAR広告を初めて使ったブランドはファッションブランドのMichael Kors(マイケル・コース)だ。ユーザーはFacebook上で仮想試着し、アプリ上でそのまま商品を購入することができる。

これらの効果は公表されていないが、過去にDiorとMeitu(メイツ)が行った、アプリ上でARを用いて仮想メイクができるキャンペーンでは2日で250万クリックを達成した

伸びるAR市場

ARtilleryの報告書によるとARの広告市場は2017年の約187億円から2022年には約3000億になると言われている。

伸び続けているAR市場において、現在の主な使い道は広告だ。

その背景には現実とのギャップがあると思うが、YouTubeのARフィルターなどAR技術の進歩は著しい。ARとリアルの差がなくなるのも時間の問題だろう。
その時にSNSでARフィルターが使えるのであれば、広告やユーザーとのコミュニケーションだけではなく、手軽な仮想試着としても大きく活用できるのではないだろうか。


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ZOZO研究所では、ファッションに関する研究を行っております。
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