検索から購入まで、メルカリでも話題の「ビュージックス」、ARショッピングは実現するのか

ニュースサマリ
2019年2月、Vuzixから消費者向けのARスマートグラス「Vuzix Blade(ビュージックスブレード)」が999ドル(日本円で約108,800円)で発売される。シンプルな見た目だが、撮影可能なカメラ、ヘッドホン、マイクなどを搭載しており、スマホを介したデータの送受信も可能。メールや画像、テキストメッセージなどのデータをレンズ上に表示し、閲覧や操作もできる。Amazon Alexa、Google Assistantにも対応している。

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via Etreme Tech

話題のポイント
Vuzix Bladeは、CES 2019のVuzixブースにて、メルカリと協働でのプロトタイプの実証実験が公開されたことでも大きく話題となりました。

Image Credit : Youtube by mercari devjp

メルカリのプレスリリースで発表された実証実験内容は以下のようになっています。

■実証実験の概要
スマートグラスのカメラ画像から、特定の情報を得る実証実験を行います。気に入った商品を見つけた際に、商品を人差し指で指すといった人の行動原理に沿ったジェスチャーのみで、「メルカリ」に出品されている類似商品を検索し、同商品の販売価格を表示します。また、商品情報を確認後、親指を立てる動作を行うことで、アプリ内の「お気に入り」に登録することも可能になります。「お気に入り」に登録した商品は、好きな時間に「メルカリ」から購入が可能です。将来的には、スマートグラスを通し、「メルカリ」での商品の購入や出品を、ハンドジェスチャーのみで可能にすることを目指します。

このように、実際に目で見た商品を簡単なジェスチャーによって購入できるようになれば、商品の検索から購入するまでのプロセスを大幅に短縮することができるでしょう。
また、多くのECサイトやアプリとの連携が可能になれば、テレビで芸能人が着ている洋服や街行く人の洋服を、その場ですぐ検索し購入することがるでしょう。そうすれば自然と商品情報を取得する回数が増えそのまま購買につながるケースが増えるのではないでしょうか。


最近ではECサイトにおける画像検索機能の導入が話題となっていますが、ウェアラブルにこのような機能がつけば、撮影してECサイトへアップロードするという手間を省くことができるのもメリットといえるでしょう。

Image Credit : Youtube by Vuzix Corporation

しかし、スマホ以上に制限されたコンピューティングリソースとバッテリーで高度な認識をするには現状では限界があります。
ウェアラブルというコンパクトな端末にスマホ以上の機能をつけるには、クラウドへの接続など様々な工夫が必要になるでしょう。

Image Credit : Youtube by Vuzix Corporation

多くの企業から発表されてきたスマートグラスですが、いまだに大きくヒットした商品は出てきていません。
原因として、上記で述べたように、機能性でスマホを超えることができない又は、日常的に使用できるようなデザインに至ってないことが挙げられます。

このような課題を解決するためには、機能を高めることに加えて、「身につけたい」と思わせるための工夫を考えていくことも大事でしょう。

「ウェアラブル=身につけられて便利」という認識よりも、1つのファッションアイテムとして大衆に受け入れられることが、スマートグラスを普及させる鍵になるのはないでしょうか。


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