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1枚の服で様々な模様を、H&Mが示すAR×ファッションの新しい形

ARで模様を作成し、1つの服でも様々な柄を楽しめるファッションが注目されている。FashionTechNewsでは、AR試着メイクタッチアップ、PORTAL BY JOSEPH(ポータル バイ ジョゼフ)のARファッションショーなど、様々なARに関する記事を紹介してきた。

今回は、1枚の服にARで様々な模様を作成して楽しむ、新しいファッションのかたちについて考えてみよう。

H&M×スター・ウォーズ

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Image Credit : H&M

H&Mが映画最新作「スター・ウォーズ™・サーガ」の公開を記念し、AR技術を使用したオリジナルアイテムのカスタム体験イベントを開催した。

顧客はMagic Leapが開発したARゴーグルを装着し、好みのデザインを選ぶと、対象アイテムにプリントできる。デザインは「銀河帝国軍」と「反乱同盟軍」の2つのテーマから約20種類が用意され、好みのフォトやロゴなどをカスタムできるようになっている。プリント時間は約10分、ケミカルフリーのインクジェットを使用したとのこと。

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Image Credit : H&M

今回のイベントではAR技術を活用することで、顧客は楽しみながら素早く、好みのアイテムを手に入れられた。また、ブランド側は個々のニーズを把握して服の過剰生産を回避、最終的には水資源の節約や二酸化炭素排出減少に繋がると考えている。

1枚の服でたくさんの選択肢を

H&Mの他にも、以前デジタルコレクションを発表し話題となった「Carlings(カーリングス)」は、InstagramのARフィルターを通して1枚の服で様々なデザインを楽しめるTシャツ「The Last Statement T-shirt」の発売を開始した。

このように最近は、ARを服の仮想の模様を楽しむ手段として活用する動きが広まっている。今までは、ARはバーチャル試着やファッションショー、ブランドストーリーの体験など、利便性や世界観の伝達に活用されていた。

しかし今回のケースは、ARを実際に人が着る服の模様に活用することで、従来のファッションのかたち、つまり様々な現実の服を着て楽しむということをテクノロジーが代替しているのがおもしろい。

今後、AR技術を現実の服に活用する流れが進めば、1枚の服で様々なデザインを楽しむようになり、ユーザーは好みの模様を簡単にカスタムできるようになる。またそのデザインをデジタル上で多くの人に共有し、データとして販売することも可能になるのではないだろうか。

5G導入に伴い、ARゴーグルやARフィルターの普及が予測されている。こうした1枚の服で多様なファッションを楽しむ方法は、テクノロジーがもたらす新たなファッションの楽しみ方として定着していくかもしれない。


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ZOZO研究所では、ファッションに関する研究を行っております。
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