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靴底の形状が変化、CES2020イノベーション賞のスニーカーwahu

テクノロジーがシューズの常識を変えている。NIKEの自動フィッティング機能がついた「Adapt BB」や、スマートスニーカー「ORPHE TRACK」など、スマートフォンとも連携した機能拡張が著しい。

そんななか、イタリアのe-Novia社がCES2020で発表したのは、ソールがアクティブに変化する新世代のスニーカー「wahuである。今回はwahuの機能から、フットウェアの未来を考えてみたい。

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Image Credit :wahu

人と環境に順応するアクティブソール

wahuがこれまでの新機能と一線を画すのは、アクティブソールである。このソールは、独自の構造により内部の流体が形状を変えることで、ソール全体の体積が変わる。

そして24時間持続するバッテリーが内蔵されており、地形、温度、湿度などの外部環境に合わせていつでも形を変えられる。スマートフォンとも連携しており、外部環境に加えてユーザーの状態に合わせてソールの形を変えることも可能だ。楕円形の突起が出るポンプモードではソールが8mm厚くなり、2.5bar圧力が上がることによって、グリップ感やクッション性がアップする。これによってユーザーは、どんな道でも同じスニーカーで難なく歩くことができる。

このような多彩な機能を持つwahuは、ロサンゼルスで開催されたCES2020においてイノベーションアワードを受賞した。

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Image Credit :wahu

靴が道を選ばない時代?

wahuは自身のサイトでこのように問いかける。
「フットウェア市場における技術革新は、いつもスタイルや快適性、耐久性に焦点を当ててきた。次のステップは?」

ついにフットウェアは環境に合わせて変化できる時代に突入しつつある。健康ブームと相まって、運動や高齢者の歩行補助といった様々な分野での活用が期待できる。実際、wahuも歩行データの分析、足にかかる圧力の分析、転倒防止といった展望を模索している。

私たちはこれまで、フィットネスやビジネスといったシーンに合わせて靴を使い分けていたが、そんな時代は終わるかもしれない。どんなデザインの靴でも、どんな道も難なく歩ける時代が到来すれば、私たちはよりファッショナブルに日々を過ごせるかもしれない。


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