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Z世代に人気のTikTok、ユニクロなどアパレル企業から学ぶ活用法とは

現在Z世代に人気のTikTok
2018年6月に公開された情報によるとTikTokのアクティブユーザー数は5億人、2018年10月に6800万回ダウンロードされ、2018年第一四半期App Storeのアプリダウンロード数で世界一となった。
中国では、月間平均4億人のアクティブユーザーを報告しており、そのうち50%が毎日アプリを使用、日本でも平均視聴時間は42分と報告されている。

そんなTikTokだが、現在は一般ユーザーだけでなく、様々なアパレル関連企業が活用している。今回はその中でも特にTikTokを上手に活用している企業4つを紹介しよう。

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Image Credit : TikTok

TikTokとは

そもそもTikTokとはどんなアプリなのだろうか?
TikTokとは15秒〜1分ほどの短い動画を作成、投稿できるSNSだ。特徴的なことはお題があること、動画にBGMをつけられること、簡単に加工ができ、盛れる動画がつくれることだ。自分で企画や加工をしなければいけないYouTubeなどとは違い、「誰でも手軽に」動画を作成できると人気を博している。

音楽にあわせて口パクするリップシンクをはじめ、お笑い、ファッション、グルメに関するコンテンツを投稿する人が多い。ファッション関連では、着せ替え系、ウォーキング系、HouwTo系が特に人気だ。

これから紹介する企業も上の3つにあてはまる投稿をしている。

GUESS(#InMyDenim

GUESSは2018年9月TikTokを活用した「#InMyDenim」キャンペーンを行った。アメリカのTikTokで最初に行われたハッシュタグチャレンジだ。
キャンペーンのお題は、めちゃくちゃな格好からGUESSのデニムを使用したおしゃれなコーデへの変身動画を上げるというもの。

このキャンペーンでは約530万人(2019年9月時点)フォロワーのOurFireや、約110万人(2019年9月時点)フォロワーのMadison Willowなど人気のクリエイターを起用。

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Image Credit : GUESS

このキャンペーンを通し、GUESSはデニムの宣伝に繋がっただけではなく、初めてTikTokを活用したブランドとしてデジタルに積極的な姿を示すことができただろう。

ユニクロ(#UTPlayYourWorld

ユニクロは2019年6月〜7月、TikTokを活用しUT」のグローバル・インフルエンサーを募集するキャンペーンを行った。
グローバルインフルエンサーは世界中で5名選出。世界中のユニクロの店舗モニター、公式SNS、日本のTVCMなどに出演可能。お手本動画では、TikTokerのひなたタロー社長などが出演した。

参加方法は、TikTokでユニクロ公式アカウントをフォローし、指定の楽曲「#UTPlayYourWorld」でUTを着用した動画を撮影。投稿はハッシュタグ「#UTPlayYourWorld」を付けることが必須だ。

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Image Credit : UNIQLO

TikTokで聴いた音楽を思わず口ずさむユーザーが44%を超える中、UTのオリジナル楽曲をつくり、ユーザーが自然にUTの宣伝をするような形でキャンペーンを行ったユニクロは流石と言えるだろう。
結果、#UTPlayYourWorldキャンペーンは約9.5万人が参加、投稿数約18.5万、視聴数は約3.3億回に上り、TikTok史上、世界で最も視聴された日本発のグローバルキャンペーンなった

ViVi(@ViVi_official

更にキャンペーンだけでなく公式アカウントでファンを増やしている企業もある。
eggPopteenなど多くのファッション雑誌がTikTokを活用している中、ViViのアカウントは、投稿する内容にも力を入れているのが印象的だ。

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Image Credit : ViVi

他のファッション雑誌アカウントは撮影のオフカットやTikTokで人気のリップシンク動画が多い。一方ViViではエクササイズ動画など実用的なコンテンツも投稿している。

こうした施策は、TikTokで動画を投稿することに抵抗があるViViの読者層に合わせたものだ。

現在、中学生の利用率が高いTikTok。今後大学生、社会人、シニア層へとユーザー層を拡大していくには、こうしたライフスタイルやHowTo系のコンテンツを提供することも必要となってくるだろう。

SPINS(@chucla_spinns

原宿にあるアパレルショップChucla by SPINNS(チュコラバイスピンズ)は何と店員がTikTokアカウントを運営している。

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Image Credit : Chucla by SPINNS

投稿されている動画はリップシンクをはじめ、店舗で売られている商品の着こなし方法やトレンドのスカーフの使い方など。実用的ながらもさりげなく店の商品を紹介できる仕掛けとなっている。

小さな店舗がお金をかけずにうまくプロモーションできている良い例だといえるだろう。

「誰でも手軽に」で伸びたTikTok

TikTokの最大の特徴はお題やBGMがあるなど「誰でも手軽に」それなりの動画を作成できたことだろう。そのため、一般人でも気軽に動画をつくれるようになり、同じお題やBGMを使った人とも簡単に繋がれるようになった。

また、投稿内容も人気SNSのTikTokとInstagramでは違いがでている。
インスタ映えする場所や物を撮影する必要があるInstagramと違い、TikTokは気が向いた時に自宅で動画を撮影する、というより自然体に近いものが多いという。自分らしさや自然体はZ世代の価値観ともつながるものだ。

「誰でも気軽に」で伸びたTikTok。今後TikTokを企業側も活用していくためには、雑誌やInstagramなどとは違う、自然な格好良すぎないコンテンツを提供することが重要になっていくだろう。


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