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海外で大人気のコスメ専用冷蔵庫が日本上陸!コスメをより丁寧に楽しめる必需品「PINKTOP」

今、海外を中心に注目を集めているコスメ専用の冷蔵庫をご存知だろうか。
暖かい部屋でリップが溶けたり、冷蔵庫保存で化粧水が分離してしまうなど、コスメの保管は簡単ではない。しかしコスメ専用冷蔵庫で正しく保存することで、製品の劣化を防ぐことができる。

今回は、日本初上陸のコスメ専用冷蔵庫「PINKTOP(ピンクトップ)」について、その特徴を必要性とともに紹介していく。

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Image Credit : AFUストア

コスメに特化した環境管理

クラウドファンディング事業を手掛けるAFUストアは、クラウドファンディングサイトGREEN(グリーン)Makuake(マクアケ)にて、コスメ専用冷蔵庫「PINKTOP」の販売を開始。それぞれのサイトにて異なる型を紹介しているが、両型とも庫内を化粧品用に温度管理し、美容パックや口紅などの化粧品を適した環境で保管できる。

PINKTOPは特許取得の温度コントロール技術を搭載、庫内を10℃に保つよう設計されている。また、360°乾燥技術により2つのファンで空気を循環させ、空気の蒸発とともに庫内の水分を外に排出。これにより、庫内を常に適度な湿度に保つことができる。

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Image Credit : AFUストア

また機能面のみならず、丸みを帯びた可愛らしいデザインも好評だ。2型の製品を比較すると、GREENで販売されているPINKTOPは片開きデザインで容量が12L。温度は常に10℃に保たれ、ささやき声と同等の音量とされる28dBの静音設計で稼働する。カラーバリエーションはベビーピンクとスノーホワイトの2種類だ。

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Image Credit : AFUストア

Makuakeで販売開始したPINKTOPは、両開きデザインで容量は13L。化粧品保管に推奨される10℃モード、稼働音が静かになり庫内を15℃前後に維持するナイトモード、10℃~15℃間で好きな温度に調整できる手動モードの3つのモードが搭載。10℃モードで28dB、ナイトモードでは20dBの静音稼働音だ。カラーはベビーピンクとスノーホワイトの2色に加え、ミントグリーンがラインナップした。

両製品とも重さは4.5kg前後と、家の中での持ち運びも可能。リップスタンドや、美容パック30枚が保管可能なポケットを備えており、収納力も高い。仕切り板は取り外して丸洗いでき、衛生的だ。また庫内には開くと点灯するライトが搭載され、暗所での使用も可能である。フォルムが可愛らしく、インテリアとしても部屋をワンランクアップしてくれるだろう。

国内外の反響

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Image Credit : AFUストア

英国オンラインメディア「Mail Online」でも、コスメ専用冷蔵庫についての特集が組まれている。記事内では、元々化粧品を冷蔵庫で保管していた美容セラピストの女性が、自宅用と旅行用の2台のコスメ専用冷蔵庫を所有するに至った経緯を紹介し、「口紅とアイライナーをコスメ専用冷蔵庫に入れているので、汚れることなくしっかりとシャープで、滑りやすいままです。」とコスメ専用冷蔵庫の良さを語っている。

またInstagramでは、ハッシュダグ「#skincarefridge」を添えて、コスメ専用冷蔵庫の画像が約8,000件投稿されており、話題になりつつあるようだ。日本ではGREENでのプロジェクトが開始して間も無く、美容やコスメを紹介するTwitterアカウントでPINKTOPが紹介され、数万件のいいね、リツイートで拡散され、反響を呼んでいる。

なぜ冷蔵庫が必要か?

AFUストアの担当者は、「日本人は美意識が高く、コスメやスキンケアアイテムに対するこだわりも強い。しかし、製品を正しく保管しているかは疑問であり、その解答の1つとしてこのプロジェクトを開始した。」と語る。

化粧品の正しい保管には、温度管理が必要不可欠だ。高温環境下では、口紅のような固形物が溶けたり、香りの変化や変色など化粧品の成分が劣化しやすい。また低すぎる温度でも、液体の結晶化や油分の分離などのリスクが伴うため不適切である。よって、食品用冷蔵庫の温度が4℃程度であるのに対し、PINKTOPは化粧品の保管に適した温度と言われている10℃前後に維持するよう設計されている。

スキンケアアイテムをはじめ、直射日光や熱で変色しやすいネイル、化学変化により変質しやすいフレグランス、マスカラやアイライナーなどの液状製品、防腐剤の入っていない無添加化粧品などの様々な製品の保管にPINKTOPが最適なのだ。

より化粧品を長く、丁寧に使える時代へ

コスメ専用冷蔵庫は化粧品を正しく保管して劣化を防ぎ、良い状態を保てるようにする。これはより長く、丁寧に化粧品が使えることを意味する。それにより製品劣化による廃棄が減るだけでなく、化粧品の購買習慣や化粧品市場そのものが変化していく可能性がある。

美意識が高く、化粧品にこだわりを持つ人々にとって、PINKTOPは毎日のメイクやスキンケアを健やかに楽しむための、新たなマストアイテムになるかもしれない。


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